12.16.2009

WALTZ WITH BASHIR

「戦場でワルツを」見て参りました。。

イスラエルのアニメ作品で、アニメ大好きっこな骸は見逃す訳にはいきません!!!!

アリ・フォルマン監督自身の実体験を描いた作品です。
19歳の時に従軍した筈のレバノン侵攻、しかしアリ本人には記憶はなく、記憶を取り戻すために、真実を知る為に、過去を知っている友人の下へ旅立ち蘇る記憶。そこには、戦争の実態が描かれております。。。


骸自身、この映画を見た後、言葉を失いました。。
過去の戦争、今も続いている戦争、内戦で起きている大虐殺もとても悲しく、苦しいことですが、、戦争とは日常の中に在り、骸の隣で今も続いている、紛れもない事実だということに心をズッタズッタに引き裂かれました。。
 
この作品の国イスラエルでは、中東紛争という滅茶苦茶に入り組んだ問題を抱え、骸たちの知らない、徴兵制度があり、日常の生活の中にテロがあり、ミサイルが飛び交う、終わらない戦争を続けている国です。
知識として戦争、世界中の内戦を、頭の中では理解していたつもりでした。。
アメリカのイラク戦争においても、イラクに暮らす人々にとっては、日常の生活の中に突如起こった武力行使、LIVE映像で見る画像には、そこに暮らす人々が映り、女性やお年寄り、子供が、罪もない人々が犠牲になっていく、それが戦争なのだと。。。

しかし、本当に「日常」を実感できていなかったと思い知らされました。。。

今も世界中で起こっている、戦争、内戦は他の国で起こっている問題ではありません。。 ましてや、自国に被害が出る出ないの、物凄くちっさい問題でもありません。。

骸たちの生きている「日常」の問題なのです。。。。

そして先日のオバマ氏のノーベール平和賞受賞演説についても一言!!!!!!!!
核なき世界へ!!!!ってそんなの当ったり前の世界ですよ!!!!
がしかし、ノーベル平和賞を受賞しといて、演説では.......................

アメリカとゆう悪の枢軸の大統領の立場上、もっともらしいこと言っているのは伝わりました。が、「正義の戦争という概念と正義の平和の実現について新たな手法を考えなければならない。まず、我々が生きている間に暴力的な紛争を根絶できないという厳しい現実を認めなければならない。武力行使が時として必要であるばかりか、倫理的にも正当化されることがこれからもある。」

正義の戦争など絶っっっっっっっっっっ対にありえません。。。
倫理的にも正当化されることも絶っっっっっっっっっっ対にありえませんからね。。。

ひさかたぶりに一句!!
平和な世、実現するまで、足掻きますとも!! 字余り。。

反戦 骸より。。。